オールオン4担当医の歯科院長紹介
日本口腔インプラント学会専修医で、JMMインプラント臨床マイスターの歯科院長「中野浩輔(なかのこうすけ)」をご紹介します。
担当医「中野浩輔」のプロフィール
- 生年月日1963年3月11日生まれ(うお座)
- 血液型A型
- 趣味料理、旅行
略歴
- 昭和62年3月: 岡山大学 歯学部 卒業
- 昭和62年4月: 岡山大学 歯学部 第一補綴科研修医
- 昭和63年4月: 岡山大学 歯学部 第一補綴科文部教官助手(勤務医)
- 平成4年4月: 現在地に「なかの歯科クリニック」開設
所属団体・役職
- JSOI(日本口腔インプラント学会)専修医
- JMMインプラント臨床マイスター
- インプラントZERO セミナー講師
- 近未来オステオインプラント学会 会員
- ザイゴマインプラント協会 会員
- 岡山大学歯学部同窓会 前会長
- 岡山歯学会 前副会長
- JAPAN MENSA 会員
- 臨床研修指導医
- 介護支援専門員(ケアマネジャー)
- リハビリテーション学会 認定医
- 大野幼稚園学校 歯科医
ブラジルでオールオン4研修
担当医からのメッセージ
オールオン4担当医「中野浩輔(なかのこうすけ)」からのメッセージをご紹介します。
当サロン(医療法人なかの歯科クリニック)は、岡山県岡山市北区にある総合歯科医院です。
「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」をモットーに、1992年の開院以来、地域の方々の口腔健康をサポートしてきました。12台のチェア、8名の歯科医師、20名の歯科衛生士を擁する大規模な体制を整えています。
診療科目は多岐にわたり、特にインプラントやオールオン4などの先進的な治療に力を入れています。
これまで、インプラント治療は32年間で約13,000本、オールオン4治療は中四国ナンバー1の症例数で、これまで16年間で治療した患者さまは約400名になります。
オールオン4は、多くの歯を失った方のために開発されたインプラント治療法です。
歯がボロボロ、グラグラでほとんど噛めなくなってしまった方々にとって “ 最後の砦 ” とも言われる欠損治療でもあります。
最も注目すべき特徴のひとつは、手術当日に仮歯を装着できることです。つまり、治療をはじめた日のうちに、やわらかいものであれば新しい歯で噛めるようになります。
インプラント治療の中でも非常に革新的で、多くの患者さまにとって理想的な治療法として注目されていますが、オールオン4に取り組んでいる歯科医院の数が少なく、当院で治療を受けるために、中四国地方はもちろん、九州や北陸方面から飛行機で来院される方もいらっしゃいます。
もし、歯の悩みを抱えたまま生きていくか、悩みを解消するために行動するかで、人生は大きく違ってきます。当サロンでは、どちらの選択をするにしても後悔しない人生を選んでほしいと願っています。
また、後者を選択するのであれば「もっと早く治療しておけばよかった」と後悔されないことをお勧めします。
オールオン4を学ぶきっかけになった患者さまとの出会い
オールオン4担当医「中野浩輔(なかのこうすけ)」が、なぜオールオン4治療を習得しようと思ったのか?、そのきっかけをご紹介します。
今から25年ほど前のことです。60代前半の女性の患者さまに出会いました。
この出会いが「全体インプラント治療 = オールオン4」の大切さを知るきっかけでした。
その患者さまは、上の歯が総入れ歯で、下の歯はご自身の歯と古いタイプのインプラントが入っている状態でした。
私は精一杯、頑張って新しい総入れ歯をつくったのですが、患者さまは取り外しができる入れ歯そのものに抵抗があるようで、他の欠損治療を検討する必要がありました。
しかし、その患者さまの上顎の骨はかなり薄いうえ、前歯の部分はほとんど骨がなくなっていたのです。さらに、奥歯の方も上顎洞が広がっており、骨が足りない状態...。
そのため、当時の私の技術では満足させるインプラント治療はできないと判断しました。
そこで、患者さまには紹介状を持って岡山大学病院の口腔外科へ行っていただきましたが、そこでも難しいと言われる始末...。
患者さまは、それでも諦めがつかず、アメリカに可能性のある専門医がいるかもしれないと聞いて、アメリカでの治療を受けに行くことを決めたのです。
そして、患者さまはアメリカで1,200万円以上かけて上の歯のインプラント治療を受けました。
ところが、後に重い炎症を起こしてしまい、何本かのインプラントを抜かないといけなくなってしまったのです...。その後、体調も悪くしてしまったそうで、いつしか来院されることもなくなりました。
この辛い経験から、私は安心で安全な治療をして、患者さまの生活の質を良くすることが、どれだけ大切かを改めて強く感じました。
そして、患者さまの治療を私が行ったわけではないのですが、結果に対して申し訳なく思う気持ちが一杯で...「全ての歯を失った方が受ける全体インプラント治療であるオールオン4の技術をしっかりと身につけよう!」と決心したのです。
この出来事がオールオン4の重要性を学ぶきっかけであると同時に、もっと良い歯科治療を目指そうという気持ちを強くしてくれました。
努力の甲斐あって、今では、骨が少ない患者さまにも対応できる欠損治療法を身につけました!